2006年08月27日
私とタバコ
喫煙者が犯罪人のように扱い始められてから久しいですが、私とタバコの出会いはかれこれ二十数年前に遡ります。喫煙者を親に持った私は幼少時より当然「大人になればタバコは吸うもの」と思っておりました。また周囲の友達や兄弟までが親切にタバコを勧めてくれた関係で学生時代より私の喫煙生活が始まりました。卒業して研修医として某国立大学病院で医者の仕事が始まりましたが、現在では信じられない光景ですが当時は入院病棟のナースステーションに灰皿が設置されており、医者もタバコを吸いながらカルテを書いたり仕事をしていました。ナースステーションだけでなく待合室や手術控え室、ICU控え室等院内の至る所でタバコが吸えたと記憶しております。そんな私も最後のタバコに火をつけてから7年が経ちました。禁煙のきっかけは自身の体調不良とバージャー病の患者を受け持ったことです。バージャー病とは足への血のめぐりが悪くなり足が腐ってしまう原因不明の恐ろしい病気で、その患者さんも足の指が既に3本無くなっていました。この難病はタバコが原因とされており、当時禁煙を指導する立場で喫煙していた私は喫煙の事実を患者さんに知られて結構恥ずかしい思いをしたものです。